【まとめ】MLBで人気のバッティンググローブメーカーは?シェアトップ4メーカー+おすすめメーカーと代表的な使用選手

野球用具

以前の記事で、MLBで人気のバットメーカーについて紹介させていただきました。

今回は、MLBで人気のバッティンググローブメーカーとバッティングに関わるアクセサリ類について紹介していこうと思います!
まず、バッティンググローブのシェアですが、2019年シーズンのMLBシェアトップ4は以下のようになっています。

  1. Franklin 35%
  2. NIKE 30%
  3. adidas 13%
  4. UNDER ARMOUR 11%

(出典:https://www.whatproswear.com/baseball/news/wpw-report-mlb-bats-batting-gloves-2019-what-bats-do-pros-swing/

上位4メーカーでおよそ全体の9割を占めていることになります。そこで今回は、この4メーカーを中心にその他注目のメーカーも併せて紹介していきます!

Franklin(フランクリン)

Franklinとは?

Franklin社は1946年にスポーツ用品を扱う地域ブランドとして、フランクリン兄弟によって創業されました。過去には、マイク・シュミット選手やバリー・ボンズ選手など、数多くの名選手が愛用していたことから、MLBのバッティンググローブといえばFranklinというイメージを持っている方も多いことでしょう。
Franklin社は高品質のバッティンググローブを提供することで有名ですが、NHLやNFLなど他スポーツへもグローブの提供を行なっています。

Franklinを使用するMLB選手

Franklinを使用する代表的な選手の1人目は、2022年シーズンで62本塁打を放ち本塁打王を獲得したニューヨーク・ヤンキースに所属するアーロン・ジャッジ選手です。

(出典:https://spread-sports.jp/archives/154091

アーロン・ジャッジ選手については、シグネチャーモデルが発売されています。


2人目の代表的な選手は、高い身体能力から走攻守をハイレベルにこなすスター選手であるロナルド・アクーニャ Jr.選手です。

(出典:https://full-count.jp/2020/10/07/post924645/

3人目は、2022年シーズンMVPを獲得し、2023年WBCアメリカ代表にも選出されたポール・ゴールドシュミット選手です。

(出典:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2023020700004-spnavi)

Franklin社からは高校野球対応モデルのバッティンググローブも発売されています。

NIKE(ナイキ)

(出典:https://www.nike.com/jp/

NIKEとは?

1968年にオニツカタイガー(現アシックス)のアメリカにおける輸入・販売代理店として創業しましたが、現在ではスポーツシューズのみならずアパレルなど、世界最大のスポーツメーカーの1社になります。
MLBにおいても、2020年より全チームの公式ユニフォームサプライヤーになるなど、大きな影響力を持っています。

NIKEを使用するMLB選手

NIKEを使用する代表的な選手の1人目は、過去にシーズンMVPを3度受賞するなど現役最高の選手の1人とも称され、2023年WBCのアメリカ代表キャプテンも務めるマイク・トラウト選手です。

(出典:https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/photonews/photonews_nsInc_202302100000093-0.html

トラウト選手のモデルは、シグネチャーモデルも発売されています。

NIKE バッティンググローブ TROUT FORCE ELITE GLOVES

2人目の代表的な選手は、2022年シーズンに本塁打王を獲得し、フィラデルフィア・フィリーズのリーグ優勝に大きく貢献したカイル・シュワーバー選手です。

(出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/07/17/kiji/20220717s00001007235000c.html

3人目の代表的な選手は、過去3度の本塁打王獲得、2022年シーズンまで三塁手として歴代2位となる10年連続でのゴールドグラブ賞受賞中のノーラン・アレナド選手です。

(出典:https://full-count.jp/2022/07/31/post1259057/
NIKE バッティンググローブ フォースエッジ

adidas(アディダス)

(出典:https://shop.adidas.jp/

adidasとは?

1920年にadidasの前身となる靴製造会社の「ダスラー兄弟商会」が設立され、1948年に兄弟の意見対立によって「ダスラー兄弟商会」が解消されたことで、adidasが創業されました。現在では、ヨーロッパ最大、世界でもNIKEに次ぐ第2位のスポーツメーカーになっています。
(弟のアドルフはadidasを創業しましたが、兄のルドルフはPUMAを創業しました。)
日本では、かつてはデサント社がライセンス契約により販売していました(王貞治選手がスパイク・江川卓投手がグラブを使用していました)が、1998年に契約終了し、現在ではadidas Japanより販売されています。

adidasを使用するMLB選手

adidasを使用する代表的な選手の1人目は、2021年シーズンに本塁打王を獲得し、オールMLBチームファーストチーム遊撃手にも選出されたフェルナンド・タティスJr.選手です。

(出典:https://full-count.jp/2021/02/18/post1052388/

2人目の代表的な選手は、2021年シーズンには首位打者・盗塁王を獲得するなど、MLBを代表する遊撃手の1人であるトレイ・ターナー選手です。

(出典:https://www.inquirer.com/phillies/phillies-trea-turner-free-agency-sign-contract-roster-20221206.html

AdiZero 4.0はMLB選手も愛用するモデルになります。

こちらのモデルは、高校野球対応カラーも販売されているモデルになります。

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

UNDER ARMOURとは?

UNDER ARMOURは、メリーランド大学のアメリカンフットボール選手であったケビン・プランクが、コットンTシャツに代わる機能的なウェアを開発したいという思いから1996年に創業されました。1997年には、UNDER ARMOURの大ヒット商品となる「HEATGEAR」と「COLDGEAR」が発売され、現在では世界的なスポーツメーカーになっています。
2000年のシドニー五輪では、アメリカ代表の野球選手たちが全員アンダーアーマーを着用して出場し、金メダルを獲得したこともあり、野球選手へもUNDER ARMOURは広まっていきました。

UNDER ARMOURを使用するMLB選手

UNDER ARMOURを使用する代表的な選手の1人目は、シーズンMVPを2度受賞、2022年シーズンはリーグチャンピオンシップシリーズMVPを受賞したブライス・ハーパー選手です。

(出典:https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202301200000164.html

ハーパー選手のモデルは、シグネチャーモデルが発売されています。

2人目の代表的な選手は、シーズンMVPに1度、オールスターゲームに5度選出されているカナダ代表としてWBCに2度出場しているフレディ・フリーマン選手です。

(出典:https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202204190000267.html
UNDER ARMOUR バッティンググローブ アンディナイアブル プロ

その他のおすすめメーカー

Lizard Skins(リザードスキンズ)

Lizard Skinsは元々自転車用品のメーカーとして設立され、野球用品も展開されるようになりました。
Lizard Skinsのバッティンググローブを使用する代表的な選手は、過去にMLBオールスターゲームでMVPやWBCでベストナインを受賞したエリック・ホズマー選手です。

(出典:https://www.sandiegouniontribune.com/sports/padres/story/2022-08-02/padres-eric-hosmer-trade-red-sox-corey-rosier-max-ferguson-jay-bloome-juan-soto-veto

Lizard Skinsはバッティンググローブ以上にグリップテープが有名で、2019年のMLBでは約40%の選手がLizard Skinsのグリップテープを使用していました。
Lizard Skinsのグリップテープは高いグリップ力と優れたデザイン性で人気を集めています。
Lizard Skinsのグリップテープを使用する代表的な選手は、過去3度のシーズンMVPを獲得したマイク・トラウト選手です。

(出典:https://angelsnation.com/angels-injury-update-mike-trout-to-take-on-field-batting-practice-prior-to-saturdays-game/2022/08/13/

また、同じくシーズンMVPを過去1度のシーズンMVPを獲得したムーキー・ベッツ選手もLizard Skinsのグリップテープを使用しています。

(出典:https://www.latimes.com/sports/dodgers/story/2020-08-12/mookie-betts-dodgers
Lizard Skins グリップテープ

BRUCE BOLT(ブルースボルト)

(出典:https://brucebolt.us/

BRUCE BOLTは、2017年にBear Mayerという当時16歳の野球選手がより良いバッティンググローブとランドクルーザーの購入資金を得るために創業したバッティンググローブメーカーになります。
また、「BRUCE BOLT」という社名はおじいさんの「BRUCE」が2度雷(BOLT)に打たれて生きていることからきているようです。
日本では、ペッパーミルパフォーマンスでお馴染みのラーズ・ヌートバー選手が使用していることで、認知度が高まりました。

(出典:https://full-count.jp/2023/03/11/post1348646/

また、MLBでは2022年シーズンで首位打者のタイトルを獲得したジェフ・マクニール選手も使用しています。

(出典:https://www.amazinavenue.com/2023/1/27/23574932/mets-news-jeff-mcneil-contract-extension-second-baseman-batting-champion-citi-field-new-york

MIZUNO(ミズノ)

(出典:https://jpn.mizuno.com/

ミズノは、1906年創業の言わずと知れた日本のトップシェアメーカーですが、MLBでも愛用者が多いメーカーになります。

ミズノのバッティンググローブを使用する代表的な選手は、過去1度のシーズンMVPを獲得したジョシュ・ドナルドソン選手です。

(出典:https://www.theringer.com/2022/4/14/23024836/josh-donaldson-learning-to-play-free

また、2021年シーズンに三塁手部門でシルバースラッガー賞を獲得し、オールMLBチームファーストチーム三塁手にも選出されたオースティン・ライリー選手もミズノのバッティンググローブを使用しています。

(出典:https://www.fantasyalarm.com/articles/mlb/player-spotlight/2022-fantasy-baseball-player-spotlight-austin-riley-on-a-hot-streak/128202

MLB選手にも愛用されるミズノのバッティンググローブですが、日本モデルとは仕様の異なるアメリカモデルのバッティンググローブを使用している選手が多いようです。

その他のバッティング用品

ここまでMLBで人気のバッティンググローブについてまとめてきましたが、最後にバッティンググローブ以外の人気の野球用品をいくつか紹介したいと思います。

PROHITTER(プロヒッター)

PROHITTERは、打撃時に親指に装着することで衝撃から守ることを目的としていた商品ですが、現在は装着することで自然なグリップになるという観点から使用する選手が多く存在し、2019年シーズンでは約43%の選手が着用していたようでした。
PROHITTERを使用する代表的な選手は、2022年シーズンMVPを獲得したアーロン・ジャッジ選手です。右手親指に装着してバッティングを行なっています。

(出典:https://www.kron4.com/sports/could-aaron-judge-be-a-san-francisco-giant-in-2023/

PROHITTERは、レギュラー・ミドル・ジュニアと3サイズあるため、購入時はサイズを確かめて自分の指に合うサイズを購入するように注意してください。
また、ブラック・ホワイトについては高校野球でも使用することが可能なカラーになっています。

EvoShield(エボシールド)

EvoShieldのエルボーガードは、従来型とは異なり肘関節全体を覆わない形状になっておりその動きやすさに特徴があります。また、エルボーガード・フットガード共に変形させることができる柔らかい状態で販売されていることで、自分の腕や足の形状に合わせて成形することが可能となっており、その高いフィット性から人気があるメーカーになります。
EvoShieldを使用する代表的な選手は、アーロン・ジャッジ選手です。

(出典:https://roxpile.com/2022/09/15/colorado-rockies-dreaming-aaron-judge/
EvoShield エルボーガード
EvoShield フットガード

EvoShieldからは高校野球対応カラーのエルボーガード・フットガードも発売されています。

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